画像

業績

本教室大学院博士課程3年の添田遼さんが第29回⽇本緩和医療学会学術⼤会、第37回⽇本サイコオンコロジー学会総会合同学会にて優秀演題賞を受賞!

 令和6年6月14日、15日、第29回⽇本緩和医療学会学術⼤会、第37回⽇本サイコオンコロジー学会総会合同学会において、リハビリテーション医学教室の博士課程3年添田遼が優秀演題賞を受賞した。

 受賞演題は「緩和ケア病棟に⼊院したがん患者に対する2週間のリハビリテーション時間と⼊院2週から8週後の⽇常⽣活動作の維持との関連−傾向スコアを⽤いた⼊院時患者属性の調整−」である。本研究では緩和ケア病棟に入院後のリハビリテーション治療時間が、がん患者の日常生活動作能力の維持と関連があることを明らかにした。リハビリテーション介入時間には患者の病状や年齢が影響する可能性があるが、本研究では、入院時の患者属性から傾向スコアを作成し、これを多変量解析に投入することで影響する要因を調整した。非常に限られたエビデンスである緩和ケア病棟におけるリハビリテーションが、影響する要因を統計学的解析によって調整しながら結果を示した点が評価された。

演題名

緩和ケア病棟に⼊院したがん患者に対する2週間のリハビリテーション時間と⼊院2週から8週後の⽇常⽣活動作の維持との関連−傾向スコアを⽤いた⼊院時患者属性の調整

発表者

添⽥遼, 川上途⾏, ⼭⼝拓也, ⼭⼝愛, 辻哲也